この記事では,Trust walletの作成手順や使い方,特徴を紹介していきます。
有名な仮想通貨ウォレットとしてメタマスクがありますが,この記事で紹介するTrust walletは非常に使いやすくなっています。
そして,メタマスクにはない特徴もあります。
Binanceの口座をもっている方なら,持っておいて損はないウォレットです。
ぜひ,参考にしてください。
Trust walletとは?

特徴
Binance(バイナンス)が出資
Trust walletはBinanceが出資しており,公式のウォレットとなっています。
Binanceは世界で最も大きい仮想通貨取引所です。
そして,もしTrust walletがセキュリティ上に問題があった場合,出資しているBinanceの信用に大きな損害になります。
そのため,Binanceはセキュリティに非常に気を付けており,多くの資金を投じています。
よって,安心できるウォレットといえます。
マルチウォレット
Trust walletはマルチウォレットです。
そのため,ビットコインやリップルなども保管が可能となっています。
ウォレットの中にはイーサリアム系しか扱えないなどがあるので,Trust walletは非常に便利です。
メタマスクとの違い
ビットコインなども扱える
メタマスクではイーサリアム系の仮想通貨しか扱えません。
そのため,ビットコインやADAコイン,リップルなどを扱えません。
一方,先ほども書いたようにtrust walletはマルチウォレットなので,チェーンに関係なく対応している仮想通貨なら扱えます。
ステーキングができる
Trust walletではBNBやCOSMOSなどのトークンをステーキングできます。
実際には,以下の通りです。

例えば,2022年9月現在,BNBをステーキングする際,APRは4.51%(年利)です。
別のトークンのAPR(年利)が知りたい方はコチラから見れます。
このステーキングはウォレット内で完結するため,非常に楽です。
一方,メタマスクではウォレット内でステーキングはできなく,Defiなどのサービスと接続する必要があります。
接続できるサービスが限られる
メタマスクは非常に利用者が多く,有名なため,ほとんどのサービス(マイナーなサービスも)と接続できます。
一方,Trust walletでは有名なサービスとしか接続できないため,少し不便に感じるでしょう。
例えば,日本発のメタバースプロジェクトはメタマスクしか対応していません。

そのため,あまり知られていないサービスと接続したい方はメタマスクを作成する方が良いでしょう。

Trust walletの作成手順







Trust walletの使い方
Trust walletの設定が完了したら,次は基本的な使い方を紹介します。
トークンの追加方法


送信
送信のやり方は以下の手順でできます

受信
受信のやり方は以下の手順でできます。




ネットワークが正しいか必ず確認してください。また,メモが必要なトークン(XRPなど)があるので気をつけましょう
スワップ
スワップの方法は以下の手順でできます。

そして,スワップをクリック

同じチェーンのトークンしかスワップできません。つまり,イーサリアムチェーンならイーサリアムチェーンのトークンのみ。
まとめ
以上,今回はbiananceが出資しているウォレットであるTrust walletについて紹介しました。
メタマスクは使いにくいといわれますが,Trust walletは送信やスワップのボタンの位置が分かりやすくなっています。
そのため,Trust walletはメタマスクよりも利便性は低いですが,初心者に扱いやすいウォレットです。
また,ビットコインなどを扱えたり,ステーキングもできます。
自身の都合の良いようにメタマスクとTrust walletを使い分けるとよいでしょう。
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